サラ文・展望台(2013年8月)

   

   暑中お見舞い申しあげます。 梅雨が明けたと思ったらこの暑さ、夕方になってもまだ亜熱帯、何とかならないと涼しさを求め て外へ。その先はやはりかってのお江戸の夕涼み 大川端、今は隅田川テラスとなって上流の浅草方 面まで続いるようで、建物に遮られない川面から の風はやはり爽やかでゆったりです。川はたまに 観光水上バスが行き交うだけで以外と静かです。
    
    でも目を上げれば対岸の高速道路は大渋滞の模様 テラスはそれなりに人が行き交っていますが、ワ ンチャン連れ散歩が以外と多いのです。何で?と思ったらその先に何と、犬の専用遊び場が出来ていたのです。えっ!何と羨ましい犬も水辺がいいのかな?複雑な気分になりました。この遊歩道の土手の壁には近所の小学校生の作品やお江戸の浮世絵やらが嵌め込まれ楽しいです。7月末は恒例の花火大会で準備や補強が始まっています。
   ところで江戸の庶民の名所として人気の高かった隅田川は、どの地域なのでしようか。歌川広重の「名所江戸百景」には千住の大はし・吾妻橋金竜 山遠望・両国橋大川端〜永代橋佃しま等々、29景があるようです。そして現在東京の新名所スカイ ツリー。

    最近その駅から「スカイダック」という 名称で水陸両用バスが運行されています。亀戸を経由して江戸時代に開かれた運河の旧中川に、入水ダイブして大島を通って戻るのですが、かなりユニークな乗り物のようで興味津々です。
    近い将来、水陸両用バスならぬ水陸両用タクシー となって渋滞の道路をさけ、すいている隅田川をスイスイさらに上流へ。小豆沢を経由してサラ文 が、イべントをよく開く板橋区の「グリーンカレッジ」へも簡単に行けそうなんて考えただけでも 楽しくなりました。       


                                                                                                                                                       品川慶子