サラ文・展望台(2014年1月)

   

  

新年のご挨拶
                              会長  大八木 元

    明けましておめでとうございます。会員の皆様にはお元気に新年をお迎えになったことと存じます。さて、一昨年創立20周年を迎えたときに発行した記念文集のタイトルは“人生、午後3時からが面白い”でした。会の発足当時はバリバリの現役サラリーマンであった会員の多くは、現在ではそれぞれ“午後3時からの人生”を謳歌しています。ところで世の中には沢山の趣味グループがありますが、サラ文が他の趣味グループと一味違うのは、「自分でも楽しみながら、人にも楽しんでもらうことで社会のお役に立つ」という点にあります。
  昨年12月の“サラ文忘年会”で元代表幹事の小林雅一さんがその典型的な取り組みを紹介して下さいました。小林さんは地域の各種施設を訪問して「元気にハイ!面白スクール」を年間400回くらい(1日に複数回もあり)実施されています。このスクールの特徴は受講者が受身ではなく「頭の体操」に積極的に参加することによって、楽しみながら脳の活性化を促すという点にあります。
このように会員の皆様がそれぞれにお持ちの特技や趣味、豊富な知識・経験を広く地域、社会に役立てる時に、サラ文としても何か応援することがないか考えてゆきたいと思います。
 昨年はまた、若い新入会員が多数入会されたことも特筆すべきことでした。(会員の黒田さんや野崎さんのご尽力によります)中には平成生まれの新入会員もいらっしゃいますが、このような若手会員の加入は「午後3時から族」にとって大変新鮮な刺激になります。彼たち、彼女たちとの新しい交流の中からサラ文としての新しい企画を開発することが出来ないか、検討してゆきたいと思います。
さらに永年の懸案であった「サラ文通信」原稿の完全デジタル化も達成することが出来ました。従来一部の手書き原稿を、編集部がパソコンに入力していた時代に比べると作業が効率化され(この点は投稿戴く会員のご協力によります。更に編集部員の太田宏さんが卓越したパソコンによる編集能力を発揮してくださいました)。これによって終わってから編集部員一同で一杯やることが出来るようになりました。これも時代の流れを感じさせられる出来事でした。 

 本年もサラ文は皆様とともに元気に活動を続けてまいります。会員の皆様の積極的な参加をお待ち致します。