サラ文・展望台(2015年1月)

   

    新年のご挨拶
                                会長 大八木 元

 明けましておめでとうございます。会員の皆様にはお元気に新年をお迎えになったことと存じます。ところで近年は会員の高齢化が一段と進み、サラ文会員の平均年齢は69才となっています。病気や、サラ文の活動に参加する行動力、意欲などが衰えてしまう方や出不精など原因はさまざまですが、会員の高齢化によってサラ文全体の活力が低下しつつあることは残念ながら認めざるを得ません。一方世間では団塊の世代が定年を迎え、時間が自由になる、会社時代とは異なる交流を求めているなど、サラ文会員予備軍は沢山いるはずです。会の名称が「サラリーマン文化芸術振興会」となっている(現役サラリーマンだけを対象としていると思われる)ことも退職者を勧誘するときの障害になっているのかもしれません。そこで会の名称を、略称である「サラ文」を正式名称に変更することも検討したいと考えています。この点について会員の皆様のご意見を承りたいと思います。
10月号でご案内したサラ文財政の問題についても、毎回の幹事会で論議しています。会の支出の中で最も大きいのが事務所家賃です。毎月¥64,800
の家賃は会の支出の半分以上を占めています。是非とも会の財政を助けるために事務所を活用戴くようお願い致します。(事務所の面積は約7坪です)さらに会員の皆様の中でもっと安い家賃の事務所を知っているという方は是非事務所宛ご連絡戴きたいと思います。また「サラ文通信のデジタル化」によって郵送料が削減できるのでは?という御意見も良く戴きますが、郵送費は毎月¥10,000以下です。(しかも会員の全員がデジタル化に対応できるわけではありませんので、印刷費、郵送料は残ります) サラ文財政の健全化に関しては、会の事情を良くご存じの幹事OBの皆様にもお集まりいただき、いろいろと建設的なご意見を戴いています。実現可能な対策は実行に移したいと考えています。
皆様には、本年も新しい会員の獲得にご協力を戴きたいと思います(何といっても会員数を増やすことが最大の特効薬です)。会としても特に定年を迎えた団塊の世代層に重点的にターゲットを絞って(例えばマスコミでの宣伝などを含め)取り組んでゆきたいと考えます。勿論もっと若い現役層も大歓迎です。

以上、いろいろと克服すべき課題が残っておりますが、サラ文は本年も元気に活動を続けて参りたいと存じます。会員の皆様におかれましても、会の活動に積極的にご参加戴き、お元気でご活躍を戴きますようお願いいたします。                                                 
以上