サラ文・展望台(2015年6月)

   

このところビジネス系の仕事とはすっかり縁が切れて、時間がたっぷりある。
以前忙しかった頃は、あれもしようこれもしようと、やるべき項目をメモにつけていた。
でもその一つ一つがこなせないうちに時間が過ぎてしまったことが何度となくあった。
しかし最近はあり余る程、時間に余裕がある。
朝起きて手帳を見て、えーと今日明日は特に急ぎのことがないから図書館に懐かしい本を借りに行こうか、いやたまには流行りの映画など観に行こうかなどとTVを見ながら考えている。
図書館に行くと、サラリーマンを卒業したような同年輩の人達が沢山居て、週刊誌を読んでいたり、本を横に置いて眠っている人も居る。
日本人は自分も含めて暇人が多くなったものだと思う。
サラ文社会ではどうだろうか。
時間の余裕ある人達が多い筈だが、行事にはあまり参加者が増えない。
第二水曜会、季節の飲み会などなど、行事数は減っていないのだが参加者はかなり減ってきているように感じる。参加者が増えない理由を考えると、「やはり行くのがおっくうだ」という意見が多い筈だ。行事に行けば「サラ友」との面白さ、楽しさはあるが、「前回も行かなかったから今回も休むか」
などと考えてしまう方々も結構居られるのではないだろうか。
こういう時代のサラ文活動の活性化を考える時に、容易く参加出来る行事を話し合うことも必要だと思う。
特に、メールの世界を通じて、自宅に居ながら好きなサラ友と会話し、気のあうサラ文仲間達と話し合ったり、面白い結果をその後通信に載せたり、サラ文の世界が今後も、楽しく展開できるよう、幹事会でも取り上げて前向きに検討して行きたい。
                                           山谷 暁