サラ文・展望台(2016年12月)

 サラ文通信も来年3月の227号で終了となります。そこで私は編集後記ではなく、12月の展望台を担当する事になり四苦八苦です。

サラ文の情報紙として1992年にかわら版から始められたと聞いています。
これだけ永く続けてこられたのは先輩方が土台を築かれ会員の皆様が趣味や行事・紀行文など次々と投稿や情報を寄せられ協力して戴けたからと思っています。
私が編集に携わらせてもらった頃は、文書類がワープロ化され始めた時期でした。手書き原稿あり、プリント写真の縮小や切り貼りレイアウトで、当時は皆現役。仕事帰りに月一度の編集会議で分担して原稿を一気に作成。午後5時頃から11時近くになる事もありました。
手作り感もあり忙しさと面白さもありました。でもあっという間にPCに移行、サラ文にも有志からの寄付等もあり、専用の機器も入り、編集にもPCに強い方がいて見る見るうちに本稿が出来ていきます。

新年号はカラーの表紙になり編集も午後9時には終了でお疲れさん会です。事情で編集委員が変わっても次にはPCの先生が、協力して下さり、皆にPC講習会まで開いて下さったり、私など動きの鈍い頭や目が働き出した気がしています。
現在の編集では隅まで目を通してもらえるようにと文字のサイズを大きくしたり、限られた紙面で多くの情報を入れようとか、発送作業にまでマルチに頑張っています。そこには又手がたりない校正に参加して下さる方々がいたり感謝です。
サラ文には有能で個性的でやさしい方が多く面白い時間が過ごせたとも思っています。
これからは加齢により、遠くまで行けない来られない場合の、新たなコミニケーション事情が変化する時期に来ているのかな思っています。
ユニークなサラ文左手の法則も、卒業した「仕事」に変わって「健康」を入れ「趣味」があって
「生きがい」が出来ると思っています。
“目指そう健康第一”      


品川慶子