あっと驚く インド学について勉強しよう。
その1・・・掛け算
11. 【掛ける算が11】

 

 

 

計算が楽にいくパターン

掛ける数が11のときは、計算らしい計算は必要がありません。

なぜなら、abcdefx11は・・・abcdefx10+abcdefで、

a、a+b、b+c、・・・、e+f、fとなるからです。
(ここでは、簡単化のために、1000,100,10など位の数を省いて表現しています。
・・・正確には繰り上がりが発生します)


 

 

1. 前後の数値を置き、間は、隣接する数の合計
2. 繰り上がりがある場合は、上位に数を送っていく。

 

繰上りがあるケース

 

 

 

 

 

解説・ヴェーダ基本スートラ(公理・定理)に「15.足し合わせていけば答えが見つかる」というのがあります。

どんな大きな数でも隣り合う数を足すだけでです。

13874243431x11=152616677741
・・3+8=11、8+7=15、7+4=11の箇所では繰り上がりが発生します。
   下位から足し算をしていくとよいでしょう。

 

x111の場合は、掛けられる数を1桁ずらしながら3回書く足し算となりますので、
結局、1つ,2つ(隣同士),3(隣同士3個),3・・・、3,2,1と足し算をしていくと答えが出ます。

7632x111・・7、7+6、7+6+3、6+3+2,3+2,2=847152

 

練習問題

234x11・・・2574

654x11・・・7194

1589x11・・・17479

841x11・・・9251

123x111・・13653