サラ文・展望台(2005年07月)
●「一流」と言う言葉がある。たとえば「一流企業」とはどんな企業であろうか。しっかりした理念を持ち、長いこと失敗や不祥事がなく、社会の変化に合わせて創意工夫を重ね、結果として顧客の支持を得て、規模が拡大し、経営が安定し、人材が集まる。その収益と人材を生かして営利活動を超えた社会貢献もする。一流企業にはそんなイメージがある。

●最近の新聞を見ると、一流と目されていた企業の不祥事が目につく。原理・原則を外れる、基本に忠実でないなど、一時的な気の緩みとは異質の、企業体質のようなものを感じる。いつ不祥事や事故が起きてもおかしくないような判断・行動様式が企業風土にように染み込んでいるように見える。異を唱えた人は排除されてしまったのだろう。

●企業に限らず、個人についても、倫理観や善悪判断能力を無くしたような行動が新聞に多く載っている。痴漢行為や認知症の人との過剰契約や振り込め詐欺など、うまくいっても幸せな気分になれないだろうなと思うが、後を絶たない。

●趣味のサークルは、発足も多いが解散ないしは自然消滅も多いと聞く。サラ文は14年目になります。人材は豊富です。異趣味の会員たちがバラバラに動いているように見えて、どこかでまとまっているから続いたのでしょう。外部に頼ることが無く、自主独立を保っています。今後も、創意工夫を重ね、周囲に迷惑をかけることなく、会員各自が心身両面で自分を壊すこともなく、会員はもとより周りの人も幸せな気分になれるような「一流」の活動を続けて、結果として規模が拡大していくようにしていきたいものです。

                 東山道之

ホームページへ