サラ文・展望台(2005年3月)
先月の日経新聞に、こんな記事が載っていました。「長寿雑誌が示す趣味の回帰現象」というタイトルです。いわく;

「最近、雑誌業界は不況だが、趣味誌をみると意外と長寿で健闘しているものが多い。例えばオートバイ業界では、中高年の「リターン・ライダー」が増えているし、鉄道ファンの愛好誌にも中高年の回帰現象がみられる。
それに加えて女性読者も随分と増えている」・・・そうです。
「山と渓谷」などは戦前から山男に親しまれた男の雑誌。ところが近年中高年を中心に「山女」読者が増加。18%から24%に増えたとのこと。
何かサラ文も似てますね。

こんな傾向に対して、雑誌社の方もサイズをB5からA4に変えたり、文字も大きくしたり、また編集スタッフも大幅に女性を増やしたりしている等書いてありました。

一方で、長寿雑誌の敵はインターネットであるという内容には多少驚きでした。
マニアは一人で楽しむ反面、仲間を求め、成果や腕前を他人に自慢したがる。
そういった要求をネットでやりあい始めたようです。
例えば各地の太公望がサイトで釣果を公開したりするんだそうです。

それなら、サラ文に入ってフェース・ツー・フェースで趣味を発表したり、自慢したり、広げたりした方が早いし楽しいのになと思うのですが如何でしょうか。
サラ文は長寿時代にも強い、女性にも強い、勿論若者にも楽しい、幅の広いコミュニティーです。
今後団塊世代が卒業する2007年を迎えると、趣味を楽しむメンバーのふれあいと活躍の場として、ますます注目される<村から町>になるのかなあ。
そんな気がする記事でした。

            副代表幹事 山谷 暁

           

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