サラ文・展望台(2006年5月)

 第29回日本アカデミー賞14部門受賞した映画「ALWAYS 三丁目の夕日」はいまだに人気がある。
東京オリンピックで変わる前の、東京タワー建設中の昭和33年頃の東京の姿を描いた作品だ。
私も鑑賞して、本当に胸に心にジーンと響きとても感動して、恥ずかしいくらいに涙を流してきました。
結構若い方も多く入り感動している様子でした。
オート三輪ミゼット、集団就職、都電、少年画報、高級万年筆、街頭テレビ、しんせい、スカ、めかけの子、わーいわーいと遊ぶ声・・・・。温かい、優しい、人情のある、空がとても青く、朝日・夕日や星がとてもきれいな東京でした。私の世田谷の小学校時代は学校の隣に牧場があり牛と雑草の緑豊かな風景でとてものどかでした。
 さて、現在。毎日が考えられないような犯罪で安心・安全が根底から崩れている。不特定殺人や子どもを狙った犯罪などが多く、地域でのパトロールの強化対策をしているがなかなか実情に合わない。人を見たら泥棒と思えはことわざだけではない。昼の電話に出たら泥棒と思えだ。何か。「振込め詐欺」だ。なんと昨年は21000件、251憶円。その前年は25000件、283億円が被害にあっているそうだ。人をパニックにさせ銀行の振込み時間に間に合わせるように急がせるようだ。
人情のかけらもなく声だけでの全くの不特定犯罪である。 なんとギスギスしているのだろう。
やはり人間は顔を見て目をみて挨拶をし、相手の心と自分の心とのふれあいの対話が一番である。そしていつも笑顔を持っていることが安心・安全でとても素敵なことなのですね。
小林 雅一
     サラ文代表幹事:小林 雅一

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