サラ文・展望台(2006年6月)

●サラ文では、2002年7月から事務所を午前・午後・夜に区分けし、各1000円で会員に貸出し、趣味に関して自由に使ってもらうことにしている。会員が主宰なら、参加者は会員に限ることはない。これまでの4年間、サラ文サロンとして、色々ユニークな催物が行なわれてきた。サラ文事務所は新宿駅から徒歩8分、広さは12〜3人が限度ながら、空調はあり、冷蔵庫、電子レンジもある。火は使えないが、湯沸しポットはある。

●2003年11月17日に始めた私の古文書サロンが、当初は月1回だったがその後2回にして、この5月8日で丁度50回になった。最初から参加している人達の古文書読解能力向上がめざましく、長期に継続している「平治物語」は、当初は1回に1ページしか読めなかったものが今では4〜5ページ読める。こうなると途中からの参加が難しそうだが、途中参加者が徐々に増えてきて、みなさん何とか様になってきている。

●サラ文は、単一趣味のサークルと違って、多様性こそが持ち味だから、サラ文内での「同好の志」は幾らもいない。自分がイベントを企画しても、会員の参加が多いことは期待しない方がよい。その代わり、やり始めると深くまでやる人が多い。その意味では、少人数ながらじっくりできるサラ文サロンはサラ文に向いている。

●古文書サロンは、1時間半の勉強ののち、1時間ほど茶(酒)話会をして終わる。資料の古文書は、私がこれまであちこちで学んだり見学したりしてコピーを手に入れたものの中から、参加者の実力レベルより少し上で、かつ、内容が面白そうなものを選んでいる。飲食物は各自が持参する。各回1人500円で、会場費と資料コピー代などに宛てている。参加者はせいぜい4〜5人と思っていたが、最近は10人に近くなってきて部屋一杯になってきた。また、サラ文全体がそうだが、古文書サロンも定年後の人達が増えてきているので、現行の月2回夜のサロンはそのまま継続し、7月からは午後の部を新設する。このように、やり方は主宰者次第だ。

●皆さんもご自分の趣味を生かして、少人数でこぢんまりと、しかし、じっくりと、サラ文サロンを主宰しては如何ですか。時間配分・有料無料・飲食など、やり方は主宰者次第です。会場の予約は私(事務局長)が承ります。

    副代表幹事 東山道之

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