サラ文・展望台(2006年8月)

 サラ文通信が、今月で100号になった。今月の通信は100号記念という事で、特集を組んでいる。
 100号という事は、8年以上、通信を出し続けていることになる。100号は、「サラ文通信」という現在の形式になってからであるが、それ以前にも通信は出されていた。
 最初は、手書きの切り貼りの通信だったように思う。
が、手造りの感じが良く出ていて、温かみのある通信であった。現在は、パソコンを使った、プロ顔負けの素晴らしい「サラ文通信」となっている。まさに、歴史が感じられて、感無量である。
 現在の通信は、会の行事の紹介だけでなく、連載物あり、学術的なものありで、読み応えのある内容となっている。これは、偏に、サラ文会員及び編集委員の方々の努力と忍耐の賜物といえるのではないだろうか。
 「百」をを辞書で調べてみると、「数の非常に多い事」「さまざま」とあった。要するに、昔から百という言葉は非常に多いたとえとして使われていたのである。
 そこで、100号にちなんで、故事成語、熟語等を紹介してみたいと思う。
 「百聞は一見にしかず」・「百里を行く者は九十里を半ばとす」・「百害あって一利なし」・「百年河清をまつ」・「百尺竿頭一歩を進める」・「百代の過客」・「百面相」・「百物語」・「百人力」・「百葉箱」・「百貨店」・「百家争鳴」・「百鬼夜行」・「百科事典」・「百人一首」・「百花繚乱」・「百足」・「百舌鳥」・「百合」・「百日紅」・「百日草」等々。
 「百戦錬磨」で「百薬の長」の大好きなサラ文会員の通信として、「百年の計」をもって次の100号(200号)へ向けて、サラ文の一読者として、サラ文通信が永久に続くことを願っている。

副代表幹事 河東 みどり

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