サラ文・展望台(2008年6月)

 下町の散歩路も鉢植えの花や新緑がまぶしく暑ささえ感じるようになり、ぶらぶら歩きにも慣れてくると、街角の掲示板や「区のおしらせ」にも目がいくようになります。そこには高齢化社会に向けての支援や環境問題・講座など多彩な催物が掲載されています。そこで区民講座の案内を取り寄せ見てびっくり。地域性に合せた、江戸名所百景や初心者歌舞伎教室・くらしの一歩先法律・100歳食入門(人類最初の100歳民族になれる可能性があるとかで)、とにかく内容が面白そうで、すぐ申し込みました。
やはり「元気で学び隊」の人達は確実に増えているようで人気講座は満員、抽選になります。それに行政が開催しているので民間のオープンカレッジより割安感もあります。私は静かに鑑賞する専門家解説付きの「展覧会を観る」に参加しました。重要文化財など日頃は目にする事の出来ない品々や茶道具を身近に感じ充実した時間で、これで少しは目利きになれたかな、なんて思ってしまいましたが、参加者は何故かほとんどが女性でした。ひところ団塊世代の退職で暇人口が増えるような見解もあったようですが、まだまだ仕事人口が多いのでしようか。
生涯現役寿命が延びている現在、流行の主流のひとつになるのではと考えられる、趣味世代に焦点を合わせ、サラ文の事務所の壁面を発表の場として提供する計画は、先取り感があると思っています。階段登りもメタボ効果、扉を開ければ高度なカルチャー?発想自由なコミニケーションの場と癒しの空間、期待はどんどん膨らんで、どうなるかが楽しみです。

 品川 慶子

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