サラ文・展望台(2008年7月)

2007年問題ということが言われ、団塊世代が徐々に定年を迎える2007年度以降は働き手の人たちが減ってくるから電車などもすいてくると以前聞きました。現在2008年も半ばですが、私の個人的な感覚では朝のラッシュが緩和されてるような気はぜんぜんいたしません。60歳は若いのでまだまだ頑張って働き続けている人が多いのでしょう。

定年後は何か趣味をもたねばというのは強迫観念になってかつて喧伝されていましたし、確かにいろいろな趣味、好奇心をお持ちの方は多いと思います。区の主催の比較的安価な講座などは花盛りで抽選となっていますし、それを世話する職員も中高年が多く、逆の意味で雇用の場を提供しているというわけです。講座に参加した知人に聞きましたところ女性が多いとのことですが、どちらであれ趣味人口が多くなるのは必然、そして趣味というのはいずれその先には発表会や展覧会があります。人はやはり成果を誰かに見てもらいたいものなので、ささやかであっても必ず披露の場が待っていますし、それがないと上達もしません。まったく人に知らされない趣味は、趣味とは言えないでしょう。小さな会場でも他の人の作品や行動を見させていただくのは勉強になり、自分もやってみたいと触発されるかもしれませんし、同じ趣味ならば励みにもなるでしょう。

サラ文事務所の壁面をささやかでも作品発表の場とする計画があり準備中です。それが趣味生活の第一歩となる方も、またすでに多方面で活躍、発表なさっている方も、皆様の多くの作品を徐々に展示していくことで、多彩な作品を楽しめて参考にできたらと思います。

 落合 正子

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