サラ文・展望台(2010年9月)

今年の春からサラ文では「ボランティア」を活動の柱の一つに加えました。多くの会 員がサラリーマン、OL時代を終えて、これからの生活設計にボランティア的活動を取 り入れようと考えているからです。 最近オフィス街で「プロボノ」という言葉を聞 くようになりました。これは職業人がボランティアで専門知識や能力を活かす活動の こと(公益のためにというラテン語)だそうです。

そう考えてみると、サラ文の会員が趣味や特技を通して福祉施設の老人を楽しませた り、子供達に教えたりするのは「趣味のプロボノ」とも言えます。企業に於ける社員 のプロボノは企業にも利点が多いそうで、例えば真に相手目線で考えることで社員の 創造性や積極性が大いに磨かれるようです。

趣味のプロボノではどうでしょうか。福祉施設等のボランティアの受け手や職員の人 達は、演じるボランティアなどに大変な気を使うという話を聞いたことがあります。

そう考えると、サラ文会員がこれから芸や特技を外部に向けて提供してゆくために は、相手に本当に楽しんで役に立ててもらうために、相手目線で行うことも更に必要 となるでしょう。各芸を組み合わせてコラボレーションで楽しませたり、共に楽しん だり、裏方のお手伝いをしたり、話し合ったり、サラ文らしい新たな活動の道筋もあ ると思います。

ボランティアとは、時間を使う、エネルギーを使う、かつ報酬はなし。しかし相手に 喜んでもらう最大の報酬があると言われます。

サラ文の活動が外に広がるこの機会に、新たな展開が期待出来るような気がします。

山谷 暁

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