サラ文・展望台（2011年6月）

サラ文がスタートしてから今年は１９年目。人生で言えば丁度“ハイティーン”の最後の年にあたります。
振り返ってみますと、平成４年に発足した頃は「モーレツビジネスマン」時代でした。その時代の中で新しい生き方をする趣味・特技の達人達が新しい交流の会を立ち上げ、マスコミに押されてぱっと世間に広がりました。芸能メンバーは各地で芸を披露しました。いわばサラ文初期時代です。
１９９７年に「サラリーマン左手の法則」という本を出版しました。芸能関係の出演依頼は以前より減りましたが、会員の趣味が複合化する傾向が始まり、会員間のコミュニケーションが高まる安定期に入りました。この傾向は、サラ文を「趣味で結ばれる楽しい世界」に育て上げました。
さて、これからの時代はサラ文に何が求められるでしょうか。
ハイティーンから２０歳へ、更に大人の世界に展開するには何が期待されるでしょうか。
２０周年を前に、今サラ文が出会うものは何でしょうか。月２回行われる幹事会の後の飲み会では色々なアイデアが出ます。

1. サラリーマンを卒業した世代が増えた。元サラ中心になったね。
2. ボランティアなど、新しい切り口で外に発信しよう。会員の生きがいにもつながるね。
3. 若い人達に沢山入ってもらうのに、もっともっとネット社会を利用しよう。

我々世代の、年齢を超えた活動を継続しながら次の時代も取り入れていく。
今回代表幹事を小林さんに引き続いてお受けすることになりましたが、まずこの１年間は次のサラ文の世界を開くための年にしたいと思っています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山谷　暁