サラ文・展望台（2011年7月）

＜展望台＞

●私の古文書は、歴史が好きだったので定年後から学び始めたもの。仲間がいればもっと楽しいだろうと、サラ文事務所で夜の古文書サロンを始めたが、５年前の展望台で触れたサロンはまだ続いている。２年前からは昼間の古文書カルチャーも始めた。いずれも月２回である。

●素人だから、「楽しい」ことが肝要で、材料は、旅行で入手した資料や、最近ではインターネットでプリントした古文書原本を用いている。また、単に読むだけでなく、関連知識を多く紹介するようにしている。インターネットでいろいろ入手できるが、「インターネットも全部が正しいとは限らない」との意識は常に持っていないといけない。

●その結果、古文書の読解力が向上しただけでなく、古文書原本を探したり、関連知識を検索したり、地図を検索したりと、インターネットの検索能力が向上し、仲間も増えた。もちろん、旅行は楽しくなった。史跡や歴史資料館などを訪れても、興味の沸き方が大きくなった。

●１人でコツコツやっていたのでは、ここまではできなかったかも知れない。これらができたのも、サラ文が新宿駅から数分の交通至便の場所に事務所を持っていて、会員が安く使用できるお蔭である。

●サラ文では、事務所を昼・夜に区分けし、区分けごとに１人３００円で会員に貸出し、趣味に関して自由に使ってもらうことにしている。会員が主宰なら、参加者は会員に限ることはない。広さは１２〜３人が限度ながら、空調はあり、冷蔵庫もある。火は使えないが、電子レンジ、湯沸しポットはある。パソコンやプロジェクターもある。

●皆さんもご自分の趣味を生かして、サラ文事務所で、少人数でこぢんまりと、しかし、じっくりと、サラ文サロンを主宰しては如何ですか。１回だけでも、飛び飛びの時期でも、定例的でも構わないし、時間配分・有料無料・飲食など、やり方は主宰者次第です。ぜひご活用して、自己表現・自己実現・自己成長を図ってみては如何ですか。会場の予約は私(事務局長)が承ります。　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 副代表幹事　東山道之