サラ文・展望台（2011年10月）

今年は台風が日本列島に多くやってきました。この項を書いている最中にも「１９号発生」のニュースが入ってきています。今月の台風15号は、河川の氾濫や住宅が流されたり、多くの被害を受けました。全国で100万人に避難勧告がなされました。
久しぶりに東京を含む首都圏が直撃を受けました。午後には、外を傘をさして歩くのは困難な状態になり、夕方には、各交通機関がストップし、各駅には、帰宅を目指す、通勤客でごったがえしました。今年の春の３．１１の大地震の時の「帰宅難民」の問題が起こりました。
ところで、台東区東上野で仕事をしている私は、午後４時ころ早めに帰路につこうとＪＲ上野駅から電車に乗り北千住に着いたところで、足止めとなり、日比谷線で、上野までもどり、仕事場で、インターネットで天気状況、鉄道運行情報を見ながら様子を見ていましたが、私の乗る常磐線は江戸川のところで、風のため止まっていることが分かり、帰るのをあきらめて泊ることにしました。
後で聞いたところによると、各区役所などの公共施設では、避難所を開設し、水や軽食を用意していたとのことでしたが、台東区では、予想に反して数名しか利用しなかったとのことでした。そうならば各駅で、電車が開通する見込みやそれに合わせて、「何時間、避難所で待機してください」と誘導していればよかったと思います。
交通機関、都道府県、気象庁との連携及び、情報開示がもっとスムースになればと思います。