サラ文・展望台(2012年1月)

   

 

                 新年のご挨拶
                              会長  大八木 元

  明けましておめでとうございます。会員の皆様には新たな気持ちで新年をお迎えになったことと存じます。
   1992年4月に“背広兵から悠遊人へ ” “個々の生き方に未来あり”というスローガンを掲げて旗揚げしたサラ文は本年3月をもって満20年を経過致します。
  発足当時私たちが目指した活動の目標は、
  ●個の時代の新しいサラリーマンの生き方(オフタイムや退職後も含めて)の追求と提案 
  ●日本のサラリーマンの活性化と文化芸術の振興 
  ●発表の場・交流の場づくりと、その支援 
  ●有能・異色な人材のデータバンク・ネットワーク化と紹介・派遣 
  ●地域・社会との人材交流と地域振興・社会貢献活動の展開 
  などでありました。
   濃淡の差はあれ、私たちはこれらの活動目標を着実に実施してきました。最近では特にサラボラの活動を通じて社会貢献活動に力を入れてきていることは皆さんご存知の通りです。
 あれから20年、日本のサラリーマン並びにOBを取り巻く環境は激しく変化してまいりましたが、私たちサラ文も大きな変化を避けることは出来ませんでした。
サラ文にとっての最大の変化は、会員の平均年齢の上昇です。発足時50歳のバリバリ現役社員であった会員が今年70歳になります。平均年齢を引き下げる新入会員の数が減少しています。日本経済の構造的不況が長引く中で、現役サラリーマンが“生きるために精一杯”で“人生を楽しむ余裕を持てない”ことが大きな原因であろうと思います。
 会員数の減少も大きな変化です。発足当初には約500名の会員を擁していましたが、現在は約140名に減少しています。中高年主体の組織としてやむを得ない面がありますが(死亡、病気、体力・気力の減退などによる退会など)組織の活力を維持していくためには常に新たな血を入れていく必要があります。
 今年、団塊の世代が65歳の定年を迎えます。「毎日が日曜日」になるサラリーマンOB の受け皿として私たちサラ文は理想的な組織であると自負していますが、残念ながら世間の認知度はいまひとつです。今後ともホームページなどでサラ文のPRを行う予定ですが、最も効果的なのは、会員の方々による勧誘です。(最近サラ文に入会されたメンバーの殆どが会員の紹介であることがそのことを物語っています)
 入会勧誘の成功事例として最も多いのは「第2水曜に集まろう会」に出席いただくことです。言葉でどんなに“魅力的なメンバーがいるよ”というよりも実際に「第2水曜に集まろう会」に出てもらうことの方が説得力が大きいのです。更に「サラ文通信」を読んで戴くことも効果的です。「サラ文通信」は世間の似たような団体の機関誌のレベルをはるかに凌駕しています。入会を勧誘したい人がいらっしゃる場合には事務局にご一報いただければ通信を余分に差し上げますので、ぜひご活用ください。
 以上、本年も会員の皆様とご家族のご健勝をお祈り申しあげ年頭のご挨拶と致します。


 

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