新年のご挨拶
サラ文会員の皆様、新年おめでとうございます。日頃はサラ文の活動に積極的にご参加戴き、毎年キチンと会費を納入され、サラ文財政を支えて下さっていることに改めて御礼申し上げます。本年4月の更新に当たってもどうぞ宜しくお願い致します。
お陰様でサラ文は今年4月で18年目を迎えることになります。
一昨年(2007年)から団塊の世代が定年を迎え始め、“職縁社会”から“好縁社会”に移住する人の数が年々増え続けています。今日の日本人は血縁からも地縁からも自由です。その上定年後は長く縛られていた職縁社会からも開放され、本当に自分の好きを追求し、好きの仲間を集められるいわゆる「好縁社会」が始まるのです。
サラ文ほどその受け皿として相応しい組織は世の中にないと自負していますが、残念ながら世間の認知度はまだまだであり、今年もサラリーマン及びサラリーマンOBに対する情宣活動に力を入れて行きたいと思います。皆様の周辺にも“サラ文入会予備軍”は沢山いらっしゃると思いますので、是非仲間を増やす運動にご協力をお願い致します。
ところで、昨年のサブプライム危機に端を発する世界同時不況は、“百年に一度の金融危機”などと騒がれ、毎日マスコミを賑わしています。確かに現在の日本は明治維新、太平洋戦争の敗戦に次ぐ三つ目の大きな変革期に入っていると言っても過言ではないかも知れません。これまでの中央集権と官僚主導の政治・経済体制では立ちゆかなくなっていることは誰の目にも明らかになりつつあります。このように従来の価値観や社会システムを大きく変えていかなければならない時代に、私たち個人は如何にも無力ですが、私たちがささやかながら社会貢献出来ること、それはサラ文の活動を通じて“好縁社会”づくりに寄与することではないかと考えます。
今年も会員の皆様と力を合わせてサラ文の更なる発展を目指して活動してまいります。
どうぞ、皆様のお力をお貸し下さい。
大八木 元
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