私の好きな街なかのキョロキョロ、ぶらぶら散歩
コースも、最近は混み合うようになってきました。
お江戸の面影を残す水天宮界隈は、若い家族とシルバー世代が一緒に楽しめるスポットのようで、微笑ましいのですが、もう少し簡素な散歩道は?と、隅田川の向かい側へ行く事にしました。優雅な清洲橋を渡ると、そこは運河と掘割が残る懐かしい町、深川です。江戸の頃からの蔵が残っているような佇まいの倉庫の向こうに、緑豊かな清澄公園が見え隠れしてきます。佐賀町寄りの公園際の清川橋の下から、仙台堀川のさくら遊歩道が始ります。途中芭蕉の句のプレートがところどころにあり、奥の細道出発地の「採茶庵」跡を通ります。桜の咲き揃う季節だと、水面と花と自分だけのオススメの水辺の散歩道になります。
一度道路に出て次の水路の樹木は「柳」です。青い枝が幾重にも下がってきて、それなりに柳並木も美しい眺めとなり、木場公園に出ます。広大な公園の奥まった所に、東京都現代美術館があります。開館当時は超近代的な建物で、周辺の家々とは?なんて思っていましたが、樹木も大きくなり、良い景観になっているようです。中に入ると広〜い展示室に作品が3〜4点、見ている人も3〜4人、一作品独り占めで鑑賞できるこの贅沢な空間が気にいってしまいました。現代美術が解っても解らなくても、その作品の新鮮さと日常性の無い事が、若くない頭の活性化に効果があるのではと、思ったりしています。
サラ文では、今年度からは事務所の空き時間を使っての、カルチャー教室を充実させる計画のようです。会員の意外な特技見つけて教えてもらおうとか、知りたい方、他でやってない身近なテーマや、短期で習得などなど。出来るだけ多くの会員の、文化交流の場になれば楽しいと思います。又健康志向組みには「箱根駅伝第1区を走る会」とか新企画も用意されていて、私の場合は、脳の活性化はどれ?とか、減量には?とか、選択に迷っています。
品川慶子
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